キラキラした駐妻なんて妄想。

夫の仕事の都合で渡米して、現在4年目。生活の愚痴日記によって駐妻は全然キラキラしていない事を主張しながら、後は愚痴ばかりでなく少し役にたつ情報も載せていこうと思っています。

親になって親に思う気持ち。

私には子供が二人いる。

もちろん、叱りすぎてしまったり、求めすぎてしまったり

話をしっかり聞いてあげなかったり・・・

日々、反省する点は多くある。

が、それなりに親として頑張っていると思っている。

 

ただ、私の親の基準は低いかもしれない。

というのも、私の母親はなかなかすごい人だった。

父親が単身赴任だったのので、夜中に寝ている子供を置いて

不倫相手と過ごしたりする人だった。

とにかく母親としては最低といってもいい人だった。

最低のエピソードは驚くほどにたくさんある。

そんな母に育てられたので、とにかく色々大変だった。

子供は親を選べないので、自分がうまれおちた場所で

辛くても、もがきながら、なんとか生きていくしかないのだ。

 

しかし、現在は母も高齢になり、昔のたくさんの過ちを悔い

信じられないほど、善良な人になっている。

私が過去の事を辛く思うの以上に、母は深く反省したのかもしれない。

出来る限り、助けてくれるし、私達家族の事をとても大切に

思ってくれているように感じる。

だから、私もそれにこたえないといけないと思っている。

大切にしないといけないと思っているし

実際、出来る限りの事はして、大切にしていると思う。

ただ、私が親になって、子供を育てれば育てるほど

母親のしたことが信じられず、心の底から酷いと思ってしまう事が

多くなってきてしまっている。だけど、誰にもその気持ちは話せない。

 

いつの間にか親は高齢になってきていて

私は守られる人ではなく、守る側の人になっているのだ。

今更、親を傷つけるような事は言えないし

だから、過去の事は気にしていないとふるまわないといけない。

根に持っているようじゃ駄目だと思いながらも

こうやってブログに書いている時点で根に持っている。

 

この問題から抜け出せる日はこないんだろうなと思っている。

だから、問題をかかえたまま、だけどうまくやっていけるように

がんばっていくしかないんだろうと。

そして、私は自分の子供にはそんな思いをさせたくないと強く思う。

これから先、どうなるのかは誰にもわからないが

出来る限り、子供にとって良い母親でいたい。