キラキラした駐妻なんて妄想。

夫の仕事の都合で渡米して、現在4年目。生活の愚痴日記によって駐妻は全然キラキラしていない事を主張しながら、後は愚痴ばかりでなく少し役にたつ情報も載せていこうと思っています。

駐在生活、気になる子供達の英語力

海外で生活することになり、もうすぐ3年になる。

運悪く、生活が安定してきた頃にコロナウィルスが流行し、普段通りの生活ができなくなってしまったので、普通の3年とはいえないのかもしれないが。

 

子連れでの駐在生活、親としてまず気になるのは子供の事であろう。

特に学童期の場合、英語圏であれば、英語力が必要になってくる。

私も最初はとにかくそのことが心配だった。

子供はすぐにできるようになると皆から言われ、頭ではわかっていても

毎日、辛い思いをしながらも頑張っている子供を見るとこちらも辛い気持ちになった。

親の都合で言葉の通じない国に連れてこられ、言葉の通じない学校に通わされる。

子供にとっては、本当に迷惑極まりない話だろうなと思う。

今を生きている子供達に「将来のためになるから」などと言っても

全くピンとこないだろう。

 

私には子供が2人いるのだが、親馬鹿で申し訳ないが

2人ともかなり英語ができる。それは子供の努力の賜物以外に何ものでもなく

とにかく彼らが自分達で頑張り、立ちはだかる固い扉を開きまくって得た

結果だと思っている。

子供達の英語ができるようになる過程を見ていて、親として私が思う事は

親はとにかく子供を応援する気持ちだけを持って見守るのが一番だという事だ。

言語習得という点においては、子供は能力の塊なので

とにかく自分の子供を信じて見守り続けるという事が大切だと思う。

子供は驚くようなスピードで言語を取得していくが

しかし言語習得はいくら素晴らしい能力を持った子供達でも

それなりに時間はかかる。ウンテイができるようになるとか

なわとびができるようになるとかそういうのとは訳が違う。

(得意不得意があるのでいい例えではないかもしれないが)

だから、親ももどかしくて余計な事を言ってしまうのだ。

ただ、余計な事は一切言わないようにするのが一番だと思う。

親の余計な一言は子供にとってマイナスとなるだけだ。

 

とこのように書いているが、私は余計な事もたくさん言ったし

その事で子供と険悪な雰囲気になってしまった事も多々ある。

思い返してみればほとんどの私が言ったことは必要ない事で

子供の怒りが正しかったと思う。

 

英語だけではなくて、基本的には親は子供にとって良い環境を作り

それを提供した後は、余計な事は言わず子供を信じて見守るというのが

一番なんだろうなと思っている。

ただ、良い環境を作るのも難しいし、余計な事を言わないのはもっと難しい。

 

親は子供から学ぶ。謙虚な気持ちを忘れないようにしたい。