キラキラした駐妻なんて妄想。

夫の仕事の都合で渡米して、現在4年目。生活の愚痴日記によって駐妻は全然キラキラしていない事を主張しながら、後は愚痴ばかりでなく少し役にたつ情報も載せていこうと思っています。

アメリカで夫が手術② ひたすら激痛に耐える夫

アメリカで夫が手術①の続きです。

 

顔面蒼白でさらに激痛に耐える夫を、看護師さん二人がかりで

無理やり、車におしこんでもらった後・・・。

私は一日病院で待っていたため疲労困憊で

さらに慣れない事ばかりで気持ちも動揺していたが

帰り道に事故を起こしたら、それこそ終わりだと

いつも以上に慎重に注意深い運転を心掛け、なんとか家まで辿り着いた。

夫は少しでも動くと激痛らしく・・・

車から家までの入るのが最大の難関だったが

想像をはるかに超えるゆっくりした動きでなんとかクリアした。

その後、私は薬局に処方された薬をとりに行ったのだが

悪名高きオピオイド系の鎮痛剤だったので、夫は中毒になるのを恐れ

タイレノールで激痛に耐えるという無謀なチャレンジをすることに決め

ひたすら激痛に耐えていた。

数日間は本当に痛みが激しかったようで、常にジンジンと脈を打つような

激痛があったようだが、夫はかたくなにタイレノールで耐えていた。

 

数日間は夫は全く動けなかったので、手を伸ばせばとれるような

スマホもいちいちとってあげないといけないというような

本当に全ての事をやってあげないといけない状態でけっこう大変だった。

介護ってこういう感じなんだなと実感した。夫の場合は先が見えてるが

先が見えない介護だと、看護している側が精神的におかしくなるのも

当然だなと感じだ。一人で介護をするのは本当につらい事だと思う。

 

夫は数日間の激痛時期を経て、1週間後くらいには膝の痛みはかなりましに

なってきたようだった。が、膝の痛みがましになった頃にぎっくり腰に

なってしまった。身体を動かすことができないため、もともと腰の弱い夫は

ちょっと動いただけでぎっくり腰になってしまったのだ。

膝の痛みの後はぎっくり腰の痛みに耐えていて、今思うとかわいそうなのだが

その時の私は非常に疲れていたので、ぎっくり腰になるんなんて・・・

とかわいそうと思う以上に、いい加減にしてくれよと思ってしまった。

腰をあっためてあげたり、ほぐしてあげたり、なんだか違う介護も

加わる事になってしまったのだ。この時期は私のストレスもマックスで

夫も子供もどうでもいい事で私に文句を言われまくっていた。

 

そして、またしばらくした後、夫のリハビリが始まり、だんだんと良くなってきた。

松葉杖で上手に歩けるようになり、その後松葉杖なしで歩けるようになった。

ここまでで、だいたい1か月半ちかくかかった。

 

こうやって書いてみるとたいしたことない気もするのだが

とても大変な1か月半だった。まだ終わっていないのだが

とりあえず、おつかれ私という感じだ。