キラキラした駐妻なんて妄想。

夫の仕事の都合で渡米して、現在4年目。生活の愚痴日記によって駐妻は全然キラキラしていない事を主張しながら、後は愚痴ばかりでなく少し役にたつ情報も載せていこうと思っています。

アメリカの誕生日会は、私がイメージする誕生日会とは違った

渡米して4年近くたつので、もう慣れてしまったが

アメリカの誕生日会のスケールに渡米当初は大変驚いた。

 

私の誕生日会のイメージは、〇〇ちゃんおめでとうと書いた

チョコレートのプレートが載った誕生日ケーキを家族や数人の友人と

一緒に食べ、ハッピーバースデーの歌をうたってもらい

写真をとって、あとは誕生日プレゼントを渡したりというようなものだった。

 

が、しかし、アメリカ(場所によって大きく違うとは思います)では

会場を貸切り、20人前後の友達を呼び、盛大にお祝いする。

すごい人は50人とか呼んでいたりもする。

もちろん家で誕生日会をする人もいるのだが、遊園地にあるような

子供が中に入ってジャンプできるような巨大なアトラクションを

レンタルして家の庭に準備していたり、中でみんなでゲームができるようなトラックを

家によんだりと「家で誕生日会」という言葉のイメージとはかけ離れている。

子供はたくさんの友達に祝ってもらい、さらにたくさんのプレゼントを

もらえるので、とても幸せそうだが、親としては複雑ではある。

 

バースデーパーティーというのは完全にビジネス化しているので

例えば屋内遊園地のようなところで行うとすると

子供20人まで、遊園地で遊べる時間1時間半

その後ピザ、ケーキを食べる時間30分、スタッフ2名

全てで800ドルとかというように(子供1人増えるごとに30ドル)

パッケージ化されている。習い事などができる場所ではほとんど

この誕生日会プランなるものが用意されているような気がする。

このパッケージ費用の他にグッディバッグと呼ばれるお返しプレゼントを

参加してくれた子に渡さなくてはならず、それも買う必要がある。

また誕生日会にはバルーンがつきもののようなので

大量のバルーンを購入(けっこう高い)する必要もある。

かなりの費用がかかるので、もちろん全ての子がこういった誕生日会を

できる訳ではないのだが、低学年のうちは誕生日会にはクラス全員を呼ぶという

暗黙のルールがあり、皆が誕生日会には何度も呼ばれるので

こういった誕生日会の存在は嫌でも知る事となる。

参加するか否かはもちろん自由だが、子供同士で話したりもするだろうし

ずっと知らずに育つということはなかなか難しい気がする。

誕生日会はアメリカって本当に資本主義大国だよなと実感する

イベントのひとつである。