キラキラした駐妻なんて妄想。

夫の仕事の都合で渡米して、現在4年目。生活の愚痴日記によって駐妻は全然キラキラしていない事を主張しながら、後は愚痴ばかりでなく少し役にたつ情報も載せていこうと思っています。

イッテQにはまった子供達。日本語教育・・・?

子供達の日本語力向上のために、最近は家族で日本のテレビ番組を

見るようにしている。

いちよ日本語力向上を目指しているので、クイズ番組などを主に

見るようにしているのだが、つい最近から見始めて子供がはまっているのが

イッテQだ。特にガンバレルーヤのコーナーでは笑い転げていた。

少々身体を張りすぎている気もするので、子供に良い影響をあたえるのかは

かなり謎ではあるが、面白くて、家族で爆笑しながら見た。

まぁ、楽しいとか面白いとかそういうのって大事な事だからいっか。

子供達は日本の一番好きなテレビ番組はイッテQだと

誰も聞いてもいないのに言ってくるくらい気に入っているようだ。

 

アメリカではテレビを契約しておらず、ネットフリックスとかHulu

Amazonとかを見ているので、アメリカで大人気の面白い番組みたいなのが

何なのかがよくわからないので、比較できないのだが・・・

イッテQの身体の張り方ってなかなかすごいよなぁと思う。

ある意味、男女区別せずにで、時代の先をいっているのかもしれないが

女性がああいう身体の張り方をするのって、アメリカの文化ではあまり

なさそうだなぁとも感じる。

そういった意味でも、子供に良いのかはよくわからないのだが

これからもつい家族で見ちゃうだろうな。

カササギ殺人事件、久々のミステリー

これからは、読んだ本が面白くても、面白くなくても、全部読んだらブログに記録しておこうと思う。

悲しい事に記憶にあまり残らないような本の場合、何年もたつと読んだことがあったような気もするけど、ないかもしれないという頼りない記憶になってしまうので

自分のために記録しておくことにする。

 

最近、あまりミステリーを読んでいなかったのだが、久しぶりに「カササギ殺人事件」上下巻を読んだ。

帯になんだか〇〇大賞1位みたいなのがたくさん書いてあり、けっこう期待してよんだのだが、個人的には面白いけど、まぁ普通という感じであった。

海外の推理小説は面白い事も多いのだが、やはり文化的なものなのかいまいち入り込めなかったり、共感できなかったりする。

おそらくこの小説は自分も探偵になった気分で、ゆっくり細部まで読んで、思考を巡らせ、謎解きをともに楽しまなくてはいけないのだろう。

私はあまり入り込めず、そのままの状態で最後まで読んでしまった。

それが、この小説をあまり楽しめなかった敗因だとしておこう。

 

 

駐在の子供達、日本語教育の壁

最近、子供の日本語教育のため、家族で日本のテレビを見る機会が多い。

少しでも何かの知識を得てくれたらと切に願っているので

クイズ番組などを中心に見るようにしている。

子供が英語を話せるようになった頃に、日本語がやばい!と気づく。

これは駐在あるあるというやつだ。

 

8歳の息子はドラえもんにドはまりしており、毎日ドラえもんを見ている。

ドラえもんのおかげで新しい知識を学習していたりするので

私は今ドラえもんにとても感謝している。ありがとう、ドラえもん

ただ、ドラえもんばかり見ているので、全てがドラえもんに関連したものに

見えてくるらしく、それはのび太君みたいだね、とかドラえもんだったら

こうするのにねとか、やたらと会話にドラえもんを挟んでくる。

いつまでドラえもん熱が続くのかはわからないが

ドラえもんサイドも子供に愛され、さらに親にも愛されるように

学習面にも色々と首をつっこんできてくれているのでありがたい。

ドラえもん図鑑やら、ドラえもん国語辞典やら、ドラえもんドリルやら

少し値段はアップするものの、それで子供がやる気になってくれるのなら

皆、喜んでドラえもん図鑑も国語辞典もドリルも買うだろう。

少なくとも私はそうだ。さらにはドラえもんのアニメの中でも

豆知識のようなものを織り込んだりしているようにみえる。

その豆知識を担当している人はこれからももっとそのコーナーを

拡大できるようになんとか頑張っていただきたい。

 

ドラえもんの話はここまでで、先日数十年ぶり?に世界ふしぎ発見を見た。

改めて良くできている番組で面白いな~、子供達と見るのにもばっちりな

番組だな~と感じたのと同時に、出演者の高齢化が半端ないなと感じた。

こんなに出演者の平均年齢が高い番組もなかなかないんじゃないかと。

まぁ、それだけ皆に愛されている番組だという事なのだろう。

現に私も数十年ぶりに一度みただけのくせに、世界ふしぎ発見っていいなと

すでにこの番組のファンになりかけている。

 

テレビを見て、言語を習得してくというのは最も楽でストレスのない方法で

且つ、娘がそれで英語のヒアリング力を伸ばしたという実績も既にある。

日本語の場合、ヒアリング力というよりは語彙力だったり、話す力とか

ちょっと違うものを求めているので、どの程度の効果があるのかは

正直わからない部分も多いが、効果がありますように・・・と願うばかりだ。

 

コロンビア人の友人から受けた重たい相談と矛盾している私。

少し前にコロンビア人の友人から相談を受けた。

(ややこしいので友人と書くが、かなり知り合い寄りの友人だ。

要はそこまで仲が良いという訳でもない)

コロンビアに帰省中に交通事故で脚を複雑骨折してしまい働けなくなった。

コロナ禍で職を失い、ベビーシッターとして働いていたから

生活費など色々と困っており、現金収入を得るために

コロンビアで作られたハンドメイドの鞄を売りたいので

友達とかにシェアしてくれたら嬉しいと。

その友人はシングルマザーで中学生の娘と高校生の息子がいて

大変なのはわかっていたし、何とか助けてあげたいと思ったので

私は友人に事情を説明した上でもしよかったらとお願いした。

心優しい友人数人が協力してくれたので、私も含めて

いくつかの鞄を買ってあげる事ができた。

鞄を受け取ったり、お金を渡したりするために友人宅にお邪魔した際は

友人の痛々しい姿と強がっている様子を見て私は感極まって泣いてしまった。

それ位大変な状況だと感じたからだ。ただ泣きたいのは友人で私ではない。

しかし、それからも新しい鞄があるなど連絡は貰ったりしたのだが

鞄が売れたのは、友人の現状を知りなんとか助けてあげたいと思ったからだし

私にもそんなにたくさん友人がいるわけではなく

あまり皆に負担をかけるのもよくないと思ったので特にシェアせずに

なんとなく返事をしてながしていた。

 

そして、それからしばらく時がたち、また友人から相談をうけた。

お金がなくて、家賃が払えてないので家を出なくてはいけないと思うが

子供達の教育面を考えて、このエリアからは出たくない。

どこかいい場所やいい方法は知らないかと言われた。

私は夫の仕事の都合で駐妻としてきている身なので全くもって検討もつかなかった。

現在住んでいるエリアは教育水準も高いが、そのため家賃もとても高い。

私はまずは学校に相談してみてはどうか?というのと寄付を募ることができる

アプリで現状を説明して寄付を募ってみてはどうかと提案した。

友人は学校に相談したようだが、あまりいい返事はもらえなかったようだ。

また、アプリに登録したが、私以外に寄付した人はいない。

学校にどのように相談したかはわからないが、アプリの文面については

色々と思う事があった。友人はプライドの高いタイプだし

寄付を募るのは本当はしたくない事だろうから理解はできるのだが

悲惨さや緊急性が伝わってこないような文面だった。

プライドは捨てて、何とかしてあげたいと思ってもらわなければだめなのだ。

ただ、こんな偉そうな事を書いている私だが、友人にはその事を言えていない。

 

夫に相談したら、例えば1か月とかの家賃だけを負担してあげて

それで解決する問題であるのならば、お金を出してもいいと言われた。

ただずっとサポートすることはできないから、難しい判断だと。

家賃1か月分はだいたい日本円にすると30万~40万くらいだ。

私はそれについてどういう風に考えればいいかわからず悩んでいた。

そうしてる間に、また友人からまた連絡があり

4か月分の家賃を滞納しているからもう限界だと言われた。

この問題は現在も何も解決しておらず、この先どうなるかわからない。

 

先日、ランニングをしている時に友人の娘にばったりと会ったので

少しだけ話した。大丈夫だと大丈夫じゃなさそうな笑顔で言っていた。

その姿が頭から離れない。

 

私はこの事をずっと頭の片隅で考えながらも、ブラックフライデー

サイバーマンデーアメリカの有名なセールの日)でまぁまぁ必要である物を

色々と買ったのだ。自分がやっている事は本当に矛盾している。

どうしてあげればいいんだろうと悩みながら、ネットで買い物し

何か食べ物とかも持って行ってあげるべきかと悩みながら、お菓子を食べる。

 

私は一体どうするのが正解なのだろうか。

友人は私の事をどう思って、私に相談してきたんだろうか。

夫からも本当に親しい友人には言えないけど、なんとなく助けてくれそうだし

ちょうどいい距離の人だったからという可能性は考えておくべきだと言われた。

その事は私は一番最初の鞄の時点で考えて、でも手伝ってあげようと決めたのに

私の手に負えなくなってきて、正直また友人から連絡がくることを

怖いと感じている自分がいる。

 

ブログに気持ちを書くと気持ちが整理されるかもしれないと

思って書いてみたが、今回はそれに該当しないようだ。

 

多様性の科学はすごくいい本。

先日「多様性の科学」を読んだ。

多様性がいかに大切であるかという事が

色々な事例や実験などをもとにして書いてある。

例えば、どれだけ優秀な人の集団であっても、バックグラウンドだったり

育ってきた環境だったりが同じような人ばかりを集めてしまうと

考え方や意見が同じようなものになり、様々な角度から考える事ができなくなる。

そればかりか、優秀な人達が揃って同じような意見を言う事により

やはりその意見が正しいと自信を強めることになってしまう。

答えのない複雑な問題であればあるほど、様々な角度からの意見が必要となり

また科学的にも多様性を持った集団で意見を出し合い、議論した方が

より解決に近い結論を出すことができるといわれている。

そういうような内容の事が色々な角度からわかりやすく書かれている。

 

多様性は本当に大切な事だと思うし、まだまだ問題が山積みだとも思う。

現在、私は夫の仕事の都合でアメリカに住んでいるので

多様性というのは日本にいた時より、とても身近なトピックである。

近所にも色々な国の人が住んでいるし、子供が通っている学校も

本当に色々な子がいる。とても多様性に富んでいる環境だ。

しかしながら、この環境にいると嫌でも気がつかされる問題がある。

それは同じ国出身だったり、環境が似ている子だったりが

親も子もかたまってしまう傾向が強いという事だ。

私は日本人とだけでなく、誰とでも(もちろん相手によるが)

仲良くしようと努力している。私の英語力が低いせいで

なかなかうまくいかない時も多いが、こちらがオープンな態度でいれば

相手も受け入れてくれる事が多いように感じている。

ただ自然にそうなれば一番いいのだが、それはなかなか難しいのだ。

心掛けないと、なかなかうまくいかない。それが現実だと思っている。

だけど、逆に言うと心掛ければうまくいくと思う。

私は大人がまず意識することが大切だと思っている。

人間も動物なので、同じ国出身とか似たもの同士で固まるという

本能というか性質というかそういうものがあるんだと思う。

しかし、私達が作り上げたこの世界でそれに従ってしまうと

あっという間にこの世界は壊れてしまうだろう。

皆が意識していくことで、それは自然な事となっていくだろう。

本当に差別や偏見がなく、皆が平等な世界なんてきっとこないだろう。

だけど、こないからと諦めてしまうと、何も変わらないどころか

どんどん酷くなっていくと思う。

多様性がいかに大切なのかという本がベストセラーになるのは

皆が変わろうとしていると良い面にとらえることもできるし

それと同時に今もまだ多様性がない社会であるという現実を痛感させられる。

私はあまり同じ本を何度も読まないのだが

この本については、もう一度読み直したいと思っている。

とても興味深い内容だったし、もっとしっかり自分の中に

落とし込みたい内容だと思ったからだ。

実は同じ著者の「失敗の科学」は途中まで読んで

そのままにしてしまっているので、その続きも読まないとな。

 

自分の英語を聞いて、がっかり

最近、オンライン英会話で録音機能というものが導入され

自分の英語を聞く機会があった。

日本語でも自分の声を自分で聞くと変な感じがして

ややがっかりするのだが、英語だとなおさらがっかりだった。

発音も思った以上に悪かったし、文章もすぐ途切れちゃうし

つなぎ言葉(アー、ン~というような)も多すぎたし

先はまだまだ長いなぁとがっくりきた。

子供にその事を話すと録音だと悪く聞こえたりするよねと

なぐさめられ、なんだかむなしい気分にもなったのだった。

子供は何も悪くないし、むしろ優しくしてくれたので

ありがとうと感じる場面なのはわかっている。

ただ、もちろん同時に日本からアメリカにきて

その時はお互いゼロスタート、さらにいうと私の方が単語とかは

少しはわかっているような状況だったのに

もう随分と前からネイティブ並の英語力の子供達に言われ

なんとも情けない気分になったのである。

まぁでも、続ける以外に道はないんだよなぁ・・・。

ハロウィンの英才教育

アメリカのハロウィンはなかなかすごい。

なので、ハロウィン文化の染みついていない私は毎年疲れる。

心の底からハッピーハロウィィィン!!!って言える日はくるのだろうか。

移民も多いし、我家のようにちょっとアメリカ住ませてもらいますね的な

人達もいるのだが、ほとんどの人はハロウィンの文化を持っている人なので

家の飾り付けもなんだか気合が入っているし、コスチュームもすごいし

トリックアトリートにかける情熱もすごい。

家の前が小さな劇場のようになっていて、本格的に仮装して

通行人を楽しませている(怖がらせる?)人もいたりするし

一体この家の装飾に幾ら使っているんだ!1,000ドル以上?というような

家もたくさんある。

渡米1年目は私も気持ちばかり家を装飾してみたりした事もあったが

2年目から早々に引退することにした。

コスチュームもなんだかやたらとバリエーションが豊富で

さすがだなぁと毎年感心してみている。

小学校ではハロウィン当日は子供は全員仮装して登校し

校庭でハロウィンパレードなるものをする。

ハロウィン当日は勉強そっちのけでクラスでもハロウィンに

関連した色々なイベントが行われるし、その日は宿題ももちろんない。

子供達はトリックアトリートに出かけなくてはいけないので

宿題なんかしている場合じゃないのだ。

このようにアメリカの子供達はハロウィンの英才教育を受け

ハロウィンの達人となっていくんだろうと思う。

とにかくハロウィンは一大イベントなのはすでに理解したが

私のハロウィンへの情熱が大きく不足しているので

やらされてる感、やらないといけない感があり

11月になると、やっと終わった感を感じてしまうのである。

ちなみに我家の子供達は既に来年のハロウィンを楽しみにしている。