キラキラした駐妻なんて妄想。

夫の仕事の都合で渡米して、現在4年目。生活の愚痴日記によって駐妻は全然キラキラしていない事を主張しながら、後は愚痴ばかりでなく少し役にたつ情報も載せていこうと思っています。

コロンビア人の友人から受けた重たい相談と矛盾している私。

少し前にコロンビア人の友人から相談を受けた。

(ややこしいので友人と書くが、かなり知り合い寄りの友人だ。

要はそこまで仲が良いという訳でもない)

コロンビアに帰省中に交通事故で脚を複雑骨折してしまい働けなくなった。

コロナ禍で職を失い、ベビーシッターとして働いていたから

生活費など色々と困っており、現金収入を得るために

コロンビアで作られたハンドメイドの鞄を売りたいので

友達とかにシェアしてくれたら嬉しいと。

その友人はシングルマザーで中学生の娘と高校生の息子がいて

大変なのはわかっていたし、何とか助けてあげたいと思ったので

私は友人に事情を説明した上でもしよかったらとお願いした。

心優しい友人数人が協力してくれたので、私も含めて

いくつかの鞄を買ってあげる事ができた。

鞄を受け取ったり、お金を渡したりするために友人宅にお邪魔した際は

友人の痛々しい姿と強がっている様子を見て私は感極まって泣いてしまった。

それ位大変な状況だと感じたからだ。ただ泣きたいのは友人で私ではない。

しかし、それからも新しい鞄があるなど連絡は貰ったりしたのだが

鞄が売れたのは、友人の現状を知りなんとか助けてあげたいと思ったからだし

私にもそんなにたくさん友人がいるわけではなく

あまり皆に負担をかけるのもよくないと思ったので特にシェアせずに

なんとなく返事をしてながしていた。

 

そして、それからしばらく時がたち、また友人から相談をうけた。

お金がなくて、家賃が払えてないので家を出なくてはいけないと思うが

子供達の教育面を考えて、このエリアからは出たくない。

どこかいい場所やいい方法は知らないかと言われた。

私は夫の仕事の都合で駐妻としてきている身なので全くもって検討もつかなかった。

現在住んでいるエリアは教育水準も高いが、そのため家賃もとても高い。

私はまずは学校に相談してみてはどうか?というのと寄付を募ることができる

アプリで現状を説明して寄付を募ってみてはどうかと提案した。

友人は学校に相談したようだが、あまりいい返事はもらえなかったようだ。

また、アプリに登録したが、私以外に寄付した人はいない。

学校にどのように相談したかはわからないが、アプリの文面については

色々と思う事があった。友人はプライドの高いタイプだし

寄付を募るのは本当はしたくない事だろうから理解はできるのだが

悲惨さや緊急性が伝わってこないような文面だった。

プライドは捨てて、何とかしてあげたいと思ってもらわなければだめなのだ。

ただ、こんな偉そうな事を書いている私だが、友人にはその事を言えていない。

 

夫に相談したら、例えば1か月とかの家賃だけを負担してあげて

それで解決する問題であるのならば、お金を出してもいいと言われた。

ただずっとサポートすることはできないから、難しい判断だと。

家賃1か月分はだいたい日本円にすると30万~40万くらいだ。

私はそれについてどういう風に考えればいいかわからず悩んでいた。

そうしてる間に、また友人からまた連絡があり

4か月分の家賃を滞納しているからもう限界だと言われた。

この問題は現在も何も解決しておらず、この先どうなるかわからない。

 

先日、ランニングをしている時に友人の娘にばったりと会ったので

少しだけ話した。大丈夫だと大丈夫じゃなさそうな笑顔で言っていた。

その姿が頭から離れない。

 

私はこの事をずっと頭の片隅で考えながらも、ブラックフライデー

サイバーマンデーアメリカの有名なセールの日)でまぁまぁ必要である物を

色々と買ったのだ。自分がやっている事は本当に矛盾している。

どうしてあげればいいんだろうと悩みながら、ネットで買い物し

何か食べ物とかも持って行ってあげるべきかと悩みながら、お菓子を食べる。

 

私は一体どうするのが正解なのだろうか。

友人は私の事をどう思って、私に相談してきたんだろうか。

夫からも本当に親しい友人には言えないけど、なんとなく助けてくれそうだし

ちょうどいい距離の人だったからという可能性は考えておくべきだと言われた。

その事は私は一番最初の鞄の時点で考えて、でも手伝ってあげようと決めたのに

私の手に負えなくなってきて、正直また友人から連絡がくることを

怖いと感じている自分がいる。

 

ブログに気持ちを書くと気持ちが整理されるかもしれないと

思って書いてみたが、今回はそれに該当しないようだ。