キラキラした駐妻なんて妄想。

夫の仕事の都合で渡米して、現在4年目。生活の愚痴日記によって駐妻は全然キラキラしていない事を主張しながら、後は愚痴ばかりでなく少し役にたつ情報も載せていこうと思っています。

アメリカで夫が手術、予想を超えた大変さでした。①

年末年始はとてもバタバタしていた。

というのも、夫が12月に膝の手術をしたため、激痛で動くことができず

看病をしなくてはいけなかったのと、今まで夫がやっていてくれた事も

全て一人でやらなくてはいけなくなってしまったのでとても大変だった。

今は夫もだいぶ良くなり、先が見えてきたので私の気持ちにも

余裕が出てきたが、とにかく少し前は大変すぎて余裕ゼロどころか

常にマイナスのような感じで、子供達もどうでもいい事で私に怒られていた。

申し訳ないが、器の小さい母親を持ってしまったと思い、大目にみてもらいたい。

 

アメリカでの手術は予想以上に大変だった。

まず、夫は膝とはいえ、半月板縫合手術だったため、全身麻酔

手術時間もけっこう長かった。術後も激痛で全く動けないような状態だった。

朝、病院に到着したのに、病院を出たのは夕方。

そう、全身麻酔だが、日帰りなのだ。しかもそんな大変な状態の夫を自分の車で

家へ連れて帰らなくてはいけなかった。

術後の夫は顔面蒼白な上、激痛だと訴えていた。私は不安しかなかった。

さらに夫とゆっくり話す間もなく、看護師さんから家での注意点やら

薬の事やら、今後のリハビリプランやら色々と説明された。

通訳とかはおらず、全て英語なので、医療用語的なところだったり

薬の名前などがさっぱりわからず、かなり聞き逃したと思う。

途中から看護師さんも私のダメ英語ぶりに気がついたらしく

とにかく膝につけるサポーター(器具がたくさんついた大掛かりなもの)

を絶対にはずさないで、そして勝手にいじったりしないでと

本当に絶対守らなくてはいけないという事を簡潔に説明してくれた。

できる看護師さんにあたって良かった。

私が理解できた部分だけでも、想像を超える大変さで、さらに夫の顔が

真っ白で、激痛で動けないと言っていたので、ダメ元で

「私の車すごく小さいから、膝曲げずに乗れるかなぁ」と言ってみたところ

私達がのせてあげるから大丈夫!!と言われた。

ダメ元で言ってみたけど良かった!という結果にはならず

それ以上、駄々を捏ねる訳にもいかず、しぶしぶ現実を受け入れる事にした。

あと30分で帰れるから、車を術後患者用の駐車場に停めて待っててと言われ

その時間に車をそこに移動させて待っていたら、夫からラインがきた。

痛みが強すぎるから鎮痛剤を追加したので、あと30分かかる、と。

30分と言わず、一泊か二泊されてくれませんか?と思ったが

そんな事言ったって、誰にも聞き入れてもらえないことはわかっているので

大人の私はおとなしく30分待った。

40分後くらいに夫が車椅子で現れ、看護師さん二人がかりで

車の後部座席に夫を乗せてくれ、そして笑顔でバーイと去っていった。

この時点で私は既に大変疲れていたが、これからさらに大変な日々となる。

長くなりすぎるので、何回かにわけて書いていこうと思う。

 

アメリカで膝の手術を控えている方の参考になればと思います。

あんまり、たくさんいないような気がしますが・・・。